その腹筋が腰痛の原因に!腰痛予防に必要な正しい腹筋の鍛え方とは?

長年腰痛をお持ちの方はとてもつらいですよね。

過去にぎっくり腰などで仕事ができない経験をすると、どうにかして予防したい!そんな気持ちになるのもよく分かります。

そんな腰痛を予防するためや腰痛の対策としてトレーニングをしている人は多いですが、その中でも多い腹筋の鍛え方で多くの人が間違ったことを行なっています。

せっかく予防のために行なっているのに、目的からはずれてしまうことはとても悲しいですよね。

そこで今回は正しい腹筋の鍛え方をお伝えしたいと思います。

鍛え方を間違うと逆効果になるので是非しっかりと押さえていただきたい内容です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

一般の人の勘違い!鍛える筋肉を間違っていませんか?

「腰痛の原因は腹筋が弱っているから。腹筋を鍛えて背筋とのバランスを整えましょう」

お医者さんにそう指導されたことはないですか?

またテレビでよくそんな情報を聞いていてそれを鵜呑みにしていませんか?

これは間違った考え方です。

実は普通に腹筋を鍛えても見た目の変化が起こるだけで、根本的に腰痛が良くなるということとは別問題であり目的と違った行動と言えるでしょう。

 

みんなが知っている腹筋は腹直筋!でもこれを鍛えても意味がない!

腹直筋

腹筋を鍛えるといって真っ先にイメージするのがシックスパックで有名な腹直筋。

しかしこれを鍛えても腰痛予防にはなりません。

ならないどころか、トレーニング中に腰を痛めてしまうことにもなりまねません。

では、本来鍛えるべき筋肉はどのような筋肉がいいのでしょうか?

 

腰痛に予防に関連する本来鍛えるべき腹筋とその作用とは?

腰痛予防に大きく関与する筋肉は、腹筋の中でもお腹の一番奥にある腹横筋という筋肉です。

この腹横筋には腰痛を改善する2つの作用をおこします。

一つは、骨盤を締める作用です。

腹横筋は、腹筋の中でも一番奥にあるインナーマッスルで別名「筋肉のコルセット」とも呼ばれます。

そして腹横筋がしっかり作用すると骨盤をがっちり固定し骨盤のグラつきを抑えます。

 

もう一つの作用は他のインナーマッスルと協力して骨盤を立てることです。

骨盤を立てるというのは腰痛を改善するのに非常に重要なことで、これによって前後の姿勢バランスを整えることができ腰に負担がかかりにくくなるのです。

腹横筋を有効に鍛える方法は「ドローイン」

腹横筋は特殊な筋肉で普通の筋トレでは鍛えることができません。

唯一鍛えられる方法が呼吸法です。その中で有効なのがドローインという方法になります。

簡単にいうと仰向けに寝て行う腹式呼吸です。

 

ドローインの手順

1.まず仰向きで寝て膝を立てる

2.下腹部に両手を添える

3.その状態でお腹にめいっぱい空気を入れるように息を吸う

4.息を吐きながらお腹を凹ます

5.息を吐ききった時にその状態で息を止めてしばらくキープ

6.苦しくなったら息を止めるのをやめて凹ませていたお腹をふくらませる

7.そうすると自然に空気が入ってくる

8.3から7までを繰り返し10回行う

 

こちらの記事でも解説しています。

腹式呼吸で行う腰痛予防のインナーマッスルトレーニング法

 

まとめ

いかがでしたか?

腰痛予防の腹筋トレーニングに有効なのは腹直筋ではなくインナーマッスルの腹横筋を鍛えることでした。

この腹筋に関しては勘違いされている方が多いのではないかと思って今回の記事を書かせていただきました。

トレーニングをされるのならぜひこのドローインを試してみてください。

最初はうまくできないかもしれませんが、1週間も続けるとうまく腹式呼吸ができるようになりますのでぜひ続けてみてくださいね。

あなたの腰痛予防にぜひお役立てください。

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