なぜ膝の痛みは内側に起こりやすいのか?

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中高年になってくると膝の痛みが出てくる人は多いですよね。

膝をぶつけてもいないのにお皿の内側がズキズキ痛い。

長時間歩くと膝の内側が痛くなるなど。

このように膝が痛い人の多くは内側に出やすい傾向にあります。

こんな方は放っておくと大変なことになります。

それは膝関節の変形を起こす可能性があるからです。

そうなる前に膝の痛みが内側に出る理由と、そんな方に多い骨格的特徴をお伝えします。

ぜひご自身と照らし合わせて参考にしてください。

 

骨格の崩れによって膝への圧力が内側に集中する

膝関節は、下半身の体重を股関節から足裏にかけて伝える中継ポイントです。

股関節から足裏に体重を伝えるためには、足全体が真っ直ぐである方が効率よく力を伝えられるのは、簡単に想像できると思います。

しかし足の形が崩れてしまうことでその仕事が損なわれてしまうのです。なぜそんなことが起こってしまうのでしょうか?

その背景には骨格の崩れがあります。骨盤や足の形が崩れてしまうことで足全体の形が変わってしまうのです。

膝関節内側痛の原理

この図のように、正常の足が真っ直ぐ垂直に伸びているのが分かります。これによって、細い足2本だけでも、しっかりと体全体の体重を支えられることができるのです。

しかし右側のように下半身の骨格が崩れてしまうとどうでしょう?

このように上半身の体重が股関節を伝って膝関節を通るときに膝の内側に力が集中してしまいます。

この時、膝の外側にはほとんど圧力はかかっていません。

ということは、ほぼ膝の内側だけで体重を支えているという、とてもバランスの悪い状態になってしまうのです。

これが膝関節の内側に起こる痛みの始まりになります。

 

さらに歩き方が悪いと膝にねじれの力が伝わり痛みが起こる

 

 

駅のホームで電車を待っていると、向こうの方から中年のおばさまが歩いてくる姿をよく見ますが、その歩き方に問題があることはとても多いです。

 

歩く姿がどうにもおばあちゃんのように見えて見栄えが悪いこともそうですが、歩き方が悪いことによって膝に悪影響を与えるということです。

それはまっすぐに足を出せないことによる、下半身のねじれ歩行が起こるということにあります。

この状態で歩くたびに膝にねじれの力が起こってしまうのです。

そうすると膝の中では”すり鉢とすりこぎ”のような運動が起こり、最終的に関節を傷つけることになってしまいます。

悪い歩き方の代表としてガニ股、内股、小股の3つがあります。いずれも足先と膝小僧がまっすぐ前に出ないことが特徴です。

この状態では太ももの内側の筋肉や靭帯に負担がかかることで膝の内側に痛みが出やすくなります。この時はまだ骨には影響はありません。

 

膝の内側の骨同士がぶつかることでさらに痛みが増す

上記の2つの内容が合わさって、膝の内側にかかる圧力はどんどん増していきます。

そして悪い歩き方が続くと、さらに脚はどんどん外側に開いていきます。そして膝小僧は内側にねじれていきます。

中年の方にありがちな膝の形ですね。そうすることで今までは膝に均等に体重がかかっていたのがどんどん内側に集中するようになります。

膝関節の内側に体重が集中してしまうと膝にかかる圧力は計り知れないものになります。

そうなるとクッション役の関節液や半月板も機能しなくなり、やがて骨どうしがぶつかって痛みが出ます。これが膝の内側の痛みの原因です。

 

膝の内側が痛くなりやすい人の身体的特徴とは?

O脚

多くの人がこのO脚でお悩みだと思いますが、基本的には股関節から脚が外側に開いていきます。そして膝どうしがくっつかなくなって隙間ができるというものです。

そして先ほども言いましたが、O脚の特徴は膝小僧が内側を向くことです。全体的に脚を見ると内側にねじれて広がっているのがわかると思います。

この形は膝の内側に正常な状態の2倍以上の負荷を与えてしまいます。

 

骨盤が開く

度重なる出産や長時間のデスクワークで骨盤の形が変わってしまう、いわゆる骨盤が開くことは膝の痛みに大きく関係します。

理由は骨盤が開くことで股関節自体も外に開きます。

さらに股関節の動き(柔軟性)が悪くなってしまうことです。

これによって脚の形が変わりやすく、膝への負担が大きくなります。

これが歩き方に影響し、膝のねじれ歩行を起こさせる原因になり膝の痛みが起こる可能性が高くなります。

 

外反母趾

 

 

外反母趾とは、足の親指が小指側へ曲がってしまうもので場合によっては親指の付け根の痛みも伴います。

外反母趾をお持ちの方は歩行の際親指で体重を支えることができず、まっすぐ脚を出して歩けなくなります。

ねじれ歩行を示唆する大きな特徴となります。

 

骨盤の歪み

 

 

骨盤の歪みは身近に感じている人が多いと思いますが、実際には様々な歪みを起こしています。

上下の歪みやねじれ、横の歪みなどが混在して複雑な形になっていることが多いです。

これが膝の痛みと関係する理由は、左右の脚の長さが変わってしまうことです。

短い側に体が傾くとその膝に載る負荷が反対側の膝よりも大きくなるため負担を強いられます。

 

まとめ

これらの内容から、膝の内側の痛みの原因は骨格の崩れから膝内側に圧力が集中し、そしてねじれ歩行が引き金となって起こっているということです。

膝の内側の痛みは骨格の崩れと関係があるため、サインが体の見た目の異常として様々な形で現れます。

ということはこれに気が付いて改善すれば膝の痛みの悪化を止めることができますし、治すことだってできます。

ぜひこれを機会にあなたの体をチェックしてみてくださいね。

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