腹式呼吸で行う腰痛予防のインナーマッスルトレーニング法

出産などの産後で腰痛にお悩みの方、また骨盤が開いている女性で腰痛のお悩みを持っている方は多いですが、実際に今までどのような対策や治療をされてきましたか?

 

整骨院や、マッサージ店などで施術をしてもらっても思うような結果が出ないなら、別の方法が必要かも。

 

そこで試していただきたいのが、インナーマッスルトレーニング。自宅で手軽にできて、腰痛予防に最適の方法です。

 

まずインナーマッスルとは何か、そしてインナーマッスルをトレーニングすることでどのようなメリットがあるのか、実際にどのように行うのかについてお話ししていきます。

 

インナーマッスルとは?

 

「インナーマッスル」
言葉では聞いたことがあるけどイマイチよく分かっていないという方も多いと思います。

 

人間の体には筋肉はたくさんありますがその筋肉は断面図で見ると、ミルフィーユのように層になっています。

 

つまり体表から浅いところにあるものと体表から深いところにあるものと大きく分けて2種類あります。

 

そして表面にある筋肉を「アウターマッスル」、深いところにある筋肉を「インナーマッスル」と言います。

 

違うのは名前だけではなくその役割も違います。体を力強く動かすのがアウターマッスルに対して、体を固定して軸を作るのがインナーマッスルになります。

 

例えばフィギュアスケートでトリプルアクセルを飛ぶ時には、体幹のインナーマッスルを固めて軸を作ることで回転効率が上がり、より綺麗に回転することができます。

 

よって体を効率よく動かすためにはアウターマッスル、インナーマッスルどちらもトレーニングが必要ということになります。

 

なぜ、インナーマッスルトレーニングが腰痛の予防になるのか?

 

腰痛には様々な原因がありますが、その一つとしてインナーマッスルの筋力低下があります。インナーマッスルの筋力低下は、出産や長時間の悪姿勢で骨盤が開いてしまうと起こります。

 

骨盤周りのインナーマッスルは前面が腹横筋、後面が多裂筋、下面が骨盤底筋、上面が横隔膜という筋肉からなり、この4つの筋肉が引き締まることで骨盤を4方向から締め腹圧を適度に上げることができます。

 

これらの筋肉は言い換えれば「天然のコルセット」であり、自分の筋肉で骨盤を締めてくれます。それによって腰痛の出にくい骨盤を作ることができるというわけです。

 

それ以外のメリットは?

 

インナーマッスルのトレーニングで骨盤が締まることで、あらゆる症状の改善や見た目の改善が期待できます。

 

  • 骨盤径が狭くなりお尻が小さくなる。
  • お腹だけが出てしまうぽっこりお腹が改善する
  • 胃下垂(内臓下垂)が改善する
  • 尿もれが改善する
  • 反り腰が改善する

 

凄い効果ですね。特に女性が多いお悩みばかりです。骨盤を締めることの重要性がこれだけで分かりますよね!

 

腹式呼吸でインナーマッスルをトレーニングする方法

 

では実際にどのようにして骨盤周りのインナーマッスルをトレーニングすればいいのか?ですが、それは腹式呼吸を使うことです。

 

逆に腹式呼吸を使うことでしかこのインナーマッスルをトレーニングすることはできません。ではどのようにトレーニングすれば良いのか、実際の方法を動画にて詳しく説明していますのでこちらをご覧ください。

 

 

いかがでしたか?

 

腹式呼吸をしたことがない方は最初は難しいかもしれませんが、慣れれば必ずできるようになります。

 

インナーマッスルトレーニングのコツは、

 

  1. 必ず膝を立てて下腹部の両手を当てる。
  2. 自分のお腹が膨らんでいるのを確認する。
  3. 息を吐くと同時に両手でお腹をへこませ誘導する。

 

この3つを意識して、ぜひ自宅でインナーマッスルのトレーニングを実践してみてくださいね。

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