「お医者さんから変形性膝関節症で手術を勧められた。でも、手術はできれば避けたい。」
「でも膝の痛みが日に日に増してきて、他に選択肢がない。。。」
そのように思っている方も少なくありません。
そんなあなたに伝えたいことがあります。
「他にも選択肢はありますよ!」「手術をしない方法も試してみませんか?」
なぜ私がそんなことを言うのか?
私が整体師だから??
いえ、そうではありません。
あなたが最善の治療を自分で見極めて、これなら!と納得して選んでほしいからです。
ということで、変形性膝関節症と診断されたけど手術はしたくないという方へ、私から見た変形性膝関節症との正しい向き合い方についてお話しします。
変形性膝関節症のほとんどの方が陥ってしまう決まったシナリオ
医師から変形性膝関節症の原因が「加齢のせい」や「筋肉の衰え」などと告げられて、怒りがこみ上げ、そしてその後諦めや落胆でうなだれてしまいます。
自助努力ではどうにもならないからです。
そうして医師からのアドバイスである手術という選択肢を迫られると、痛みが治まらない現状を少しでも良くしたいという思いから、手術の一択に頼らざるを得なくなります。
知らずしらずのうちに追い詰められて、選択を医師に決められてしまうという事になっています。
しかしそれではいけません。
なぜならその体は医師の体ではなくあなたの体だからです。
厳しい言い方をしますが、お医者さんは術後の体の責任を取ってくれるわけではありません。
よって医師のアドバイスを選択肢の一つとして捉えなければならないのです。
そのように冷静になって考えられるようになるには、あなたが体のことや、病気のことを最低限知っておく必要があります。
あなたの持っている膝に対してや病気に対しての情報があると、それが本当に有効なのか?将来的に考えてリスクはないのか?ということを自分で考え正しく判断することができます。
知識を得ることで正しい選択ができるようになるという訳です。
膝が痛くなった今からでもまだ間に合います。
手術を回避したいのなら、まずはなぜ変形性膝関節症になったのかその原因を探ることをしなくてはなりません。
ではその原因とは一体なんなのでしょうか?加齢や老化現象、筋力の低下とはあきらかに別の原因が実はあるのです。
詳しくはこちらをご覧ください。
変形性膝関節症の原因は老化ではない!耐用力が勝れば膝は壊れない
知っておこう!手術はメスを入れる分大きなリスクを伴う
さあ、ではこれを踏まえて本題に入っていきましょう。
私の中で変形性膝関節症で手術に踏み切るには、慎重になる必要があると考えています。
実際に手術の成功率も高く、お医者さんもたくさんの症例を持っているので確かに一つの選択肢かとは思います。
しかし、お医者さんの言う「成功」というのは、レントゲンで見たときに異常が見つからないことを言っているのに過ぎず、手術後に患者様が痛みなどの不調を訴えるケースについては別です。
実際にこのようなケースも多く聞いています。
”手術を受けた後も膝の痛みが引かず、担当のお医者さんに相談したところ「レントゲンでは異常がないので手術は上手く行っていますよ!」としか言われず、術後の痛みの原因については説明されることがなかった。”
私にはその理由がわかります。
お医者さんは痛みの発信源が一体どこからきているのかが分からないのです。
よって本当の意味での手術成功率は半分(50%)だと思っています。
もう一つ手術を慎重にならないといけない理由は、手術後のQOLが大幅に下がってしまう事です。
QOL(キューオーエル)とは、クオリティーオブライフの略で日本語に訳すと生活の質と言う意味になります。
特に人工関節置換術を行うと生活レベルが大きく下がリスクがあります。
このように手術に踏み切るというのは、それなりのリスクを受け入れなければならないということを理解しましょう。
その上で今の自分の状況で手術するのが本当にふさわしいのかを考えるのです。
まとめ
最後に伝えたいのは、私は手術を真っ向から否定しているわけではありません。
変形性膝関節症は手術が必要な時があります。しかし手術しかないということでもありません。
手術を回避してより良い老後を過ごしたいのであれば、早めに正しい治療を進めることはもちろんですが、その前にこの病気が起こった原因や膝関節の基礎的な知識などあなたが知っておくべき事実があるということを忘れないでください。
その上で今の状況でたくさんの選択肢を持ち、その上で最善の選択ができることです。
たと専門家の意見であっても自分が納得して、自分の意思で進めて行けるようにしましょう。
自分の体であり、自分の人生なんですから。
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