足のむくみの原因は骨盤!圧迫された鼠径部がリンパの流れを止めている!

大阪本町のUenishi整体院院長の上西です。

今回のテーマは足のむくみ。

 

✔︎足がむくんで足がだるい。
✔︎むくみでアキレス腱が見えない。
✔︎一旦ブーツを脱いでしまうと、もう二度と入らない。

 

足のむくみは見た目も美しくないですし、足も疲れやすくなります。

 

「ヒールで歩きすぎたから」とか、「今日はじっとしていて動いていなかったから」と一生懸命ふくらはぎをマッサージ。

結局あなたの足はむくんだまま。

 

残念ながら、あなたの足のむくみの原因はふくらはぎなんかじゃありませんよ!

原因はもっと上。骨盤にあります。

 

では骨盤がどのようになると、足がむくみやすくなるのかについてお話ししていきます。

 

多くの女性は骨盤が前傾している

女性は男性に比べて骨盤が広がりやすいのが特徴。そうすると同時に骨盤は前傾(お辞儀をするように前に倒れる)してしまいます。

 

この写真を見てもわかるように、骨盤が前傾してしまうと(写真左)股関節と骨盤に角度がつくのがわかりますよね?

 

それに比べて骨盤が正常の場合は(写真右)骨盤と股関節の角度が左に比べて浅いです。実はこの状態が鼠径部のリンパ節に圧迫を起こさない正常な位置関係になります。

 

左の写真に戻って骨盤が前傾の状態は鼠径部の圧迫を起こし、リンパや動脈、静脈の流れを止めてしまいます。

 

これが一つ目の原因。

 

骨盤の歪みがあると鼠径部のリンパ節や動脈、静脈にねじれが起こる

二つ目の原因は、骨盤の前傾に加えてねじれなどの歪みがあると、リンパ管や動脈、静脈も同じようにねじれてしまうという事です。

 

少しの歪みだと大したことがないように思うかもしれませんが、カラダの中にはほぼ隙間なく内臓や血管が張り巡らされているので血液やリンパが流れる量は大きく阻害されてしまいます。

 

この骨盤の「前傾」と「歪み」による、「圧迫」と「ねじれ」2つの原因によって血液やリンパの流れが阻害されるという訳です。

 

骨盤で血液、リンパの流れが停滞すると重力の影響で必ず足にむくみが起こる

このような状態で日中重力の影響を受けながら生活をするとどうなるか?

 

そう。血液、リンパは液体ですから下には下がりやすいが、上には上がりにくいのはすぐに理解できると思います。

 

こうして下半身に血液、リンパが停滞して足のむくみは起こっているのです。

 

そして普段からヒールをよく履く人は爪先立ちになることで骨盤が余計に前傾してしまいます。そうするとさらに足のむくみがひどくなってしまうという悪循環に陥ります。

 

重いカバンを肩にかけて、ヒールで歩くような習慣がある方は骨盤の歪みと前傾がセットで起きている確率が高く、要注意ですよ!

 

足のむくみにふくらはぎのマッサージは効果はあるのか?

これらの原因を踏まえて足のむくみを考えて見ると、足、特にふくらはぎのマッサージや足のリンパマッサージは効果があるのでしょうか?

 

残念ながら効果はありません。

 

仮に一時的に効果があったとしても、すぐに足のむくみは再発します。

なぜなら根本原因が解決されていないから。骨盤の歪みと前傾がリンパと血液の圧迫を起こしているので、流れようにも流れないからです。

 

このように足のむくみの原因は骨盤にあり、しっかりと骨盤の歪みを正す事で不思議と足のむくみは解決されます。

 

足のむくみでお悩みの方は一度自分の骨盤が前傾していないか?歪みがないかをチェックしてみることをおすすめします。

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