膝が痛い原因はどこに?間違っても最初に膝を触ってはいけない3の理由

もしあなたが長年膝の痛みでお悩みで、この膝の痛みから少しでも解放されたいとお思いなら、
ぜひ読んでいただきたい記事を書きます。

 

なぜなら膝の痛みでお困りの95%以上の人がこれを知らずに膝の治療を続けておられるからです。ぜひ今回の記事を熟読していただき、今までの治療のやり方と照らし合わせていただきたいと思います。

 

膝の痛みはいったん起こると辛いものがあります。しゃがんだり歩くことに苦痛を感じるからです。

 

原因がわからず、ましになったと思って安心すると、しばらくしてまた膝が痛いと思ったら前よりもひどい痛みに。

 

今まではしばらくしたら治っていたのに今度の膝の痛みはなかなか治らない。そして長期的に見ると、膝の痛みはひどくなってるような思った経験はありませんか?

 

膝の痛みはできるだけ早くに原因を見つけて正しい治療を行うことが、その後の人生に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。

 

なぜなら、膝の痛みの原因が見つからずいつまでも正しい治療ができないと膝の骨の変形や半月板の損傷を起こしてしまうからです。

 

しかし整形外科に行って何度も治療を繰り返しても、なかなか思うように膝は良くならないですよね。

 

それには原因があります。

 

それは整形外科では真っ先に膝を検査し治療しようとすることです。

 

私の考えは、膝が痛いからといって最初に膝を治療することはしません。今回は、その3つの理由をお話しします。

 

私が膝の痛みの治療として最初に膝を触らない理由

 

膝関節に炎症が起こっている可能性が高い。

 

 

膝が痛いということは膝の内部に何かが起こっていることは明らかです。

 

もし膝が腫れて水がたまっている場合、一番考えられる原因は膝内部の炎症。そんな時に膝にむやみに刺激を与えたりすることは炎症を助長しかねません。

 

膝が痛い時の対処法は圧迫や固定などまず炎症を抑える治療が先です。炎症期は膝に対してむやみに刺激を与えないというのが鉄則です。

 

膝関節内の危険感知センサーが狂う。

 

膝が痛くなると同時に起こるのが膝に水がたまるということです。

 

膝に水がたまるとき多くの人が水を抜くということを行いますが、私はむやみに抜かない方がいいと思っています。

 

なぜなら、膝に水がたまる原因がちゃんとあって、

 

一つ目は、炎症を抑えるため。

二つ目に関節内の圧力を上昇させて動しにくくさせる。

三つ目に無理に動かそうとするときに痛みを起こさせて動かせない。

 

という役目があるからです。

 

しかもこの水がたまるという現象は、膝に炎症が起こると、膝関節内の危険感知センサーが働いて行われています。

 

整形外科で膝の水を抜くと、一旦は膝関節内部の圧力が下がって動かせるようになりますが、又しばらくすると水がたまるようになります。

 

そしてこれを何度も繰り返すと膝関節の危険感知センサーは機能しなくなり、次に膝に炎症が起きても水がたまらなくなります。

 

これは治ったということではなく、膝の内部の破壊が進んでも警告を出すことができなくなり悪化しやすくなります。

 

間違った治療を繰り返すことによって、膝の大事な機能が失われてしまうということです。

 

膝の痛みを起こす原因とは?

 

では、膝の痛みの原因が膝ではないとしたら一体どこにあるのでしょうか?

 

骨盤の歪みが膝の体重負荷をさらに増やす

 

膝は人間の体重を大部分を支えながら、かつ曲げ伸ばしをしなくてはならないという過酷な環境で働いています。よって膝は重力や自分の体重に負けてしまうと簡単に壊れていきます。

 

しかしその環境をさらに過酷にしてしまっていることがあります。その原因の一つとして骨盤の歪みがあります。

 

例えば骨盤の歪みが起こることで脚の長さが左右で変わると、短くなった脚に体重が集中します。そうなると片側の膝には許容範囲を超える力がかかってしまいます。

 

膝の痛みの特徴で多いのは片側の痛みです。そしてそれをかばって今度は反対の膝に痛みが出だします。これが原因の一つ目です。

 

歩行の悪化で膝にねじれの力が働く

 

そして骨盤の歪みでもう一つ影響が出るのが歩行で、骨盤が歪むと股関節から足をまっすぐに出せなくなり、足を回して歩く悪い歩き方になります。

 

よくお尻を振って歩いていたり、ペンギンのように小股で歩いていたりする人を見かけたことはありませんか?

 

実はこの歩き方をしている時、膝関節には”圧迫の力”に加えて”ねじれの力”も働くようになります。

 

膝の内部に圧迫とねじれの力が合わさると、膝は確実に壊れていきますよね。これこそが膝の痛みの本当の原因です。

 

まとめ

 

よって最善の治療というのは、膝にアプローチすることではなく、膝にかかる圧迫の力とねじれの力を取り除くことこそが原因を捉えた正しい治療ということになります。

 

この考えで治療を行えば、極端な話ですが膝を触らなくても膝の痛みが取れるということになります。

 

原因にアプローチしていますから当然といえます。膝にかかる負荷が最小限であり続ければ
痛みは自然に引いていきますし、今後も痛くなることはないと思います。

 

ほとんどの人が信じている間違った考えは「痛みがある場所が治療すべき場所だ」ということです。原因と症状は必ずしも一致しないということですね。

 

もし今の治療で思うような結果が出ていない方、原因から痛みを取って再発を免れたい方は、
治療の方法を今一度しっかり考えてみられてはと思います。

コメント

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  2. […] 膝の痛みの原因は?間違っても最初に膝を治療してはいけない3の理由 […]

  3. ササカキバラ キヨコ より:

    近くの整体院に週一で3ヶ月通いました。「左右骨盤が正しい位置になってない、すべての原因は腰です」そう言われ毎回一時間丁寧に治療して下さいました。歩き方の指導も教わりました。
     最初にお目にかかった時「このままではやがて 乳母車を引いたお婆さんになるよ」
    ビックリした私は言われる通りに通院しました。3ヶ月後 先生が「最初に来たときより大分体が真っ直ぐになってるよ。これ以上背中上の方(多少)の曲がりは固まった骨は治らない。これからは「松康泉(漢方薬)を飲んでみてください」

    整体院は令和3年1月8日~現在です。
      今回の記事を読ませていただき納得できました。

    お世話になる前は整形外科へ通い始めて約2年弱、最近の半月~1ヵ月に11回連続で膝の水を抜いてました。 知人の紹介で整体に通い始めた。    
    しかし、現在も正座はできない。松康泉(漢方薬)を飲みながら、市の口座で教わった「膝によい運動を20分ぐらい毎日してます。グランドゴルフにも週3回行ってます。

    • takashiuenishi より:

      記事の内容が参考になり何よりです。
      快適な生活を維持できるようにするには、ケアを怠らないことが大切です。
      今後のご活躍を期待しております。頑張ってください。

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