実は普段日常生活で何気なく行っていることが知らないうちに、膝にとって悪いことになってしまっているかもしれません。
もしあなたが日常生活で自然に膝にとって良いことをしていたら、あなたの膝は痛くなることはなく良い状態が続きます。
しかし膝にとって悪いことを無意識にしていたとしたらどうでしょう?
考えただけで恐ろしくなりますね。
ではあなたが、膝のことをしっかりと理解して、悪いことを控え、良いことだけにフォーカスするようになったら?
今膝の痛みが出ていても、次第に良くなってくる事は簡単に想像できるでしょう。
現在膝の治療をしている人でも、膝が良くなるのも悪くなる本質はお医者さん選びではなく、日常生活の過ごし方にあります。
これを知ることによって、膝の治りは早まることになりますので、まずは膝にとって良いこと、悪いことを理解していくことから始めてみましょう。
膝にとって良いこと
歩き方を意識する
膝の痛みを予防する上で、歩き方を意識することはかなり大切です。
なぜなら膝が悪い方のほとんどが歩き方が悪く、膝にねじれのストレスがかかってしまっているからです。
足をまっすぐ前に出し、膝のねじれを防止する意識を持って歩くことができれば、膝への負担はかなり減らせます。
背筋を伸ばした綺麗な歩き方を普段から心がけましょう。
定期的にストレッチをする
体が固くなることで、筋肉のしなやかさがなくなると膝の曲げ伸ばしが悪くなってしまいます。
特に股関節周りの筋肉や筋が固くなっている人は、股関節が思うように動かなくなりそのせいで膝に負担がかかってしまいます。
そこで必要なのが常に体を柔らかくしておくことです。
体が柔らかいと膝への負担は軽くなり、下半身の動きもスムーズになります。
定期的にストレッチを行い、体を柔らかくしておきましょう。
ダイエットをする
お腹周りが出っ張ってきて体重が増えてくると、増えた体重の分が膝にのしかかってきます。
やはり物理的に体重を減らして膝への負担を減らすことは大切です。
筋力を維持する
何歳になっても基礎体力は必要ですが、何もしないと年々筋肉は衰えてきます。
ハードは運動は必要ないですが、近くであれば出来るだけ歩いたり、出来るだけ階段を使うなど下半身の筋力維持に努めましょう。
この時歩き方に意識しながら行うことが非常に重要で、うまくできれば相乗効果を発揮し強い膝関節を作ることができます。
下半身を温める
これは下半身の血行を良くすることで、膝周りの痛み物質や疲労物質を血液が流してくれるという効果があります。
そのことで、膝周りの筋肉も疲労しにくくなり、痛みの原因を取り除いてくれます。
何より膝関節に常に栄養を届けてくれるため、膝関節内部の修復が早くなります。
足が冷えやすい人は積極的に膝から下を温めてみましょう。
正しく座ることを心がける
座るのにも膝に良い正しい座り方があります。
背骨を中心に対称的に座ることです。椅子に腰掛ける際や床に座る際、膝が揃うように座ってみましょう。
常に体が対称的になることを意識していれば、立ち上がりもスムーズに行えます。
膝にとって悪いこと
暴飲暴食
食べたいものを食べ飲みたいものを飲むという生活をしてしまうと、体重が増えてその分が膝に負担がかけてしまいます。
しかし暴飲暴食はそれ以外にも影響を与えます。
特に砂糖やアルコールを多く摂取してしまうと、関節に炎症を起こしやすくなってしまうのです。
食べ物を選んだり制限するだけで、膝の痛みが楽になったという人もいるぐらいです。
体重が増えて関節に負担がかかるのと、糖分が関節の炎症を起こすことの2つの原因によって、膝をますます悪くしてしまいます。
体を冷やす
体が冷えることでの痛みも起こりやすくなりますが、それだけではなく今膝が痛い人も下半身が冷えることで治りが悪くなってしまうのです。
下半身の血液循環が慢性的に悪いと、痛みが起こりやすく治りにくいという状況ができてしまうので、治療に効果が出にくいことにもなります。
悪い座り方
その時の体の姿勢が楽だから、つい崩して座ってしまったり、足を組んで座ったりしていませんか?もし心当たりがあるのら、今すぐ意識して直す癖をつけましょう。
これは体の歪みを助長してしまうことが最大の問題です。
骨盤に歪みがあるとその状態で立ったり歩いたりした時に著しく膝関節に体重が集中してしまうのです。
そしてO脚のの始まりや悪化に繋がっていきます。
極度の運動不足
基礎体力がなくなってくると、とっさの時に体を支えることができずにすぐに関節を痛めてしまう原因になります。
膝を守ってくれる筋肉が太ももの表や裏にある大腿四頭筋やハムストリングスです。
太ももの筋肉は最低限の運動をしていないと衰えますし、筋肉がないと膝関節自体が無防備な状態になってしまいます。
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