足の親指の付け根が痛い時にすぐに痛み取り再発を防止する方法

こんにちは。

大阪本町の慢性腰痛、膝の痛み専門整体院Uenishi(うえにし)整体院院長の上西です。

足に起こる痛みで女性に多い症状の一つが、親指の付け根に起こる激しい痛みです。

このせいでお仕事の靴が痛くて履いていられないとか、足の親指の付け根の出っ張りが靴に当たって、その場所が赤く腫れて痛いとかのお悩みを多く受けます。

そして次第にどの靴を履いても痛みが治まらなくなってくると、生活時間のほぼ全てが苦痛の時間に変わってしまいますよね。

では足の親指の付け根の痛みはなぜ起こるでしょうか?

これは足が体の中でとても大切な役割を担っていることでそのバランスが崩れ始めたという危険信号なのかもしれません。

そうであれば、その痛みの先にもっと怖いことが待っているかもしれませんよ!

ではこの一見理由がわからない症状とその原因について、整体師が詳しくお話ししていきます。

 

足の親指の付け根の痛みはある病気の悪化のサイン!

体が痛みを発する意味の一つに、病気悪化のサインというのがあります。

実はこの痛みも病気悪化の警鐘を体が発してくれているのです。

それは足の形の変形、いわゆる外反母趾の始まりまたは悪化を示唆します。

外反母趾とは足の親指が付け根の関節から変形し、人差し指側へ曲がっていく病気です。

外反母趾の初期症状は足の親指の付け根の痛みが酷くなります。

そして、時間とともにじわじわと曲がっていくという流れになります。

足の親指の付け根の痛みが始まったということは外反母趾の前兆で、この段階で何らかの対策をしないと悪化するよ!という体からのサインです。

これを見逃してはいけません。

 

痛みを我慢して放っておくとどうなるのか?

この痛みを我慢してなんの対処もしていないとどうなるのか?

先ほどこの痛みが、外反母趾の初期症状のサインと言ったように、このままにしていると足の親指は人差し指側に曲がっていきます。

そしてそれだけではなく足の付け根の関節に”バニオン”という滑液包炎が起こります。

これは簡単にいうと足の親指の付け根に体重が集中してしまう事で起こる関節の変形です。

これも実際にはかなり痛くて、人によっては腫れて熱を持ち、赤くなる事もあります。

もちろん痛みは長引きますし、関節の変形が進むと形は元に戻りにくくなります。

よって放っておいて良くなることは100パーセントありません。

痛みが出たら1日も早く改善するための対策を取らなくてはいけません。

 

痛みを軽くするためにすぐにやるべき2つのこと

一つ目は痛みが出た時にすぐに行うべきことです。

まず痛みをすぐに取るために応急処置としてしなくてはいけないことは、患部のアイシングです。

この痛みは炎症の痛みなので、炎症を止めるためにしっかりと冷やしましょう。

保冷剤や氷で足の親指の付け根を上下から挟むように冷やしてください。

アイシング時間の目安は20分から30分です。

これを2回ほど繰り返して行うことをおすすめします。

うまくできれば、痛みは引いてくるでしょう。

 

そして2つ目は、歩行時に足の親指の付け根の痛みを軽くしたり再発させない方法です。

それは浮き指になりやすい環境を防止することですね。

ここで浮き指という言葉が出てきましたが浮き指とは一体なんでしょうか?

浮き指について、全く知らない方はこちらをご覧ください。

このページの中に浮き指のことが載っています。

痛みが出る原因についても書いていますので、同時にチェックしてみてくださいね。

外反母趾になる原因と痛みを最小限に抑える方法

 

具体的にやることは、履物に関しては女性はヒールやパンプスの使用を控えることです。

特にヒールの高さが高ければ高いほど、足の親指の付け根に大きな負担がかかります。

そしてもう一つは歩き方を気をつけること。

足の指、特に親指を地面につけることを意識して歩くことです。

ポイントはおへそを前に突き出して、いつもよりも歩幅を靴半分ぐらい前に足を出すように意識して歩いてみてください。

このようにして、浮き指になりやすい環境を普段の生活から作らないようにしていくことを心がけましょう。

 

まとめ

ここまでの記事の内容をまとめると、

・足の親指の付け根の痛みは、放っておいておいたら外反母趾に移行する

・親指の付け根の関節がバニオン(滑液包炎)を起こし変形してしまうと元には戻らない

・早期の対処が痛みを最小限に抑え、再発も防止する

・痛みの応急処置としては、アイシング。その後の対策は浮き指にならない歩き方と靴選びが大切

ということでしたね。

このようなことを全て実行してもまだ痛みが治らない場合は、あなたの骨盤や股関節にゆがみやズレがあるかもしれません。

その場合は、骨盤環境の見直しが必要かもしれません。

もし気になる場合はLINEやメール、お電話で個別にご相談も受け付けております。

お気軽にご活用くださいね。

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