ひどい首や肩の痛みや肩や腕のしびれが起こる頚椎ヘルニアですが、この病気なりやすい人がいることをご存知ですか?
そして、頚椎ヘルニアになりやすい人は共通したいくつかの特徴をお持ちなんです。
これは私が首の問題でこられた患者様を多数見る中で発見したことです。
やはりそういった人たちは、首にかかる負担が通常の人に比べて何倍もかかっている事が分かるんです。
では今回は私の経験から頚椎ヘルニアになりやすい人の代表的な特徴を挙げていきます。
自分にいくつ心当たりがあるかチェックしてみて下さい。
頚椎ヘルニアになりやすい人の特徴
✔︎猫背
外を歩いていたり、電車のホームで立っているとこのような猫背の人をよく見かけます。
背中が曲がってしまっているので、元気がないようにも見えてしまい見た目にもよくありません。
壁にもたれてかかとからお尻、背中をつけた時に頭が壁に着きにくければあなたは猫背です。
✔︎頭が前に出ている
鏡で自分の姿勢を横から見た時に肩より頭が前に出ているかチェックしてみましょう。
耳の穴と肩の位置が垂直線上にあれば問題ありませんが、肩の位置より頭の方が前にあると姿勢のバランスが悪くなります。
✔︎巻き肩
肩が前方に出てしまっている人です。この影響で腕も内側にねじれてしまい、気を付けの姿勢を取った時体の横に手を持ってくる事が難しくなります。
✔︎ストレートネック
頚椎は通常横から見ると前側に出っ張った弯曲をしているのですが、ストレートネックとはその弯曲がないか、逆方向に弯曲している首のことを言います。
レントゲンで見るとその状態がよく分かります。
✔︎慢性のひどい肩こりがある
一時的な疲労による肩こりではなく、長い間肩が凝っていて痛みがある方です。
✔︎寝違えをよくする
半年に一回、多い時には二ヶ月に1回または一ヶ月に1回ぐらいの頻度で寝違えを起こす人です。
軽い寝違えからひどいものまでありますが、頻度が多い事がポイントです。
✔︎過去に腰椎の椎間板ヘルニアと診断されたことがある
腰椎の椎間板ヘルニアは実は頚椎ヘルニアのリスクとも関係します。
過去に腰椎椎間板ヘルニアの診断歴がある方は要注意です。
これらの特徴がに加えて以下の項目に心当たりある人は首のヘルニアになりやすいか、すでに発症している可能性があります。
✔︎以前首ををよく鳴らしてしまう癖があった
首がなんだか気持ち悪いと、自分で首を鳴らしその時はスッキリするといった経験はありますか?
今それが癖になっていたり、以前首を鳴らしていた経験がある方です。
✔︎仕事で上や横を向く時間が長い、またはそのような習慣がある
仕事柄、在庫チェックや食材など上の方にある品物を取るというような動作によって、視線を水平線上より上に向ける習慣がある人です。
パソコンの位置関係などで横を向いて仕事をしている人も該当します。
これらの特徴に共通する頚椎ヘルニアの因子とは?
これらに共通するところは、上半身が前かがみになってしまう悪い姿勢の特徴があるというところです。
それにプラスして、首をよく動かす動作の習慣により首ヘルニアのリスクがさらに上がるというところにあります。
悪い姿勢によって首に対する負担が正常姿勢に比べて圧倒的に大きくなるため、このような方は普段の姿勢は特に気をつけないといけません。
例えば普段座っている時間が長い方は、座り方にも意識を向ける必要があります。
実は正しい姿勢が維持できれば、症状の悪化を抑える事ができます。
体の負担を最小限にする正しい座り方についてはこちらをご覧ください。
そして歩くときにも姿勢のとり方、頭の位置を意識することが必要です。
あなたの姿勢を自分で矯正して正しいラインを作りたい方はこちらをチェックしてください。
そうして首にかかる負担を最小限にすることが頚椎ヘルニアの予防、または悪化・再発を防ぐ一番の近道となりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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